1. TOP
  2. 障害者雇用の流れ
  3. 06 キャリアアップ

Flow 06 キャリアアップ

障害者雇用は、雇用したら終わりではありません。日々の業務を評価し、長期的なキャリアプランを立てることが重要です。

実施すべき2つの検討

①業務拡大

業務拡大に向けては、適性がある業務を見極める必要があります。そのためには、日々さまざまな業務をする中で、どのような業務を困難なく実施できるのか、どのような業務に苦労しているのかを把握することが重要です。
例えば、下記のような日報で業務適性を測ると良いでしょう。

日付 実施した業務 業務を終えた感想
01月01日 データ入力 特に困難なく実施できた
02月02日 電話受付 上司への取次に苦労した
日付 01月01日
実施した業務 データ入力
業務を終えた感想 特に困難なく実施できた
日付 02月02日
実施した業務 電話受付
業務を終えた感想 上司への取次に苦労した

②能力の評価・キャリアアップ

日々の業務を評価する際には、何ができないかに着目するのではなく、何ができたのかといった得意なことに着目して評価することも多いです。このような評価をすることにより、能力や意向を踏まえて昇進させることもできるため、本人のモチベーション維持や向上につながることも考えられます。
また、社内でのスキルアップを補完するものとして、職業能力開発校などを活用するのも一つの手です。
企業として、障害のある方々に目指して欲しい中長期的なキャリアの選択肢やルートを予め検討しておいてもよいでしょう(例:正社員になる、職域を広げる、リーダーを務める、高度な技術を身に着ける、など)。

行政支援のご紹介

この記事に関連する企業インタビュー

後日公開予定